まずはデータの入れ物を理解する
Salesforceでは、取引先や商談のような情報の種類を「オブジェクト」、一件ごとの情報を「レコード」、名前や金額のような属性を「項目」として扱います。表計算に置き換えるなら、オブジェクトがシート、レコードが行、項目が列に近い関係です。
この三つを区別できると、ページレイアウト、入力規則、レポートといった別の機能も理解しやすくなります。新しい用語に出会ったときは、それがデータの入れ物なのか、表示方法なのか、処理の仕組みなのかを確認するのがおすすめです。
- オブジェクト:同じ種類の情報をまとめる単位
- レコード:顧客や商談など、一件分の情報
- 項目:名前、日付、金額、状態などの属性
- リレーション:複数のオブジェクトを関連付ける仕組み
権限は一枚の設定ではなく、複数の層で考える
Salesforceの権限問題では、「そのユーザーは何の操作ができるか」と「どのレコードを見られるか」を分けて考えることが大切です。前者にはプロファイルや権限セット、後者には組織の共有設定、ロール階層、共有ルールなどが関係します。
たとえば、商談オブジェクトを参照できる権限があっても、特定の商談レコードが共有されていなければ内容を確認できない場合があります。問題文を読むときは、対象がオブジェクト、項目、レコードのどの段階なのかを先に特定すると、選択肢を絞りやすくなります。
学習する順番を固定する
最初からすべての機能を覚える必要はありません。データモデル、ユーザーとアクセス権、画面と入力、レポート、自動化の順に進めると、後から学ぶ機能を前の知識に結び付けられます。
公式の学習コンテンツで操作の流れを確認し、このブログの問題で判断理由を言葉にする、という往復が効果的です。正解を暗記するのではなく、「なぜ他の選択肢では要件を満たせないのか」まで説明できる状態を目標にしてください。
- 用語を一文で説明できるようにする
- 設定が影響する範囲を図にする
- 問題を解いた後に選択肢ごとの差を確認する
- 間違えた分野だけ公式資料へ戻る
このブログの問題集を使う方法
各問題は一ページに一問だけ掲載しています。選択肢を選び、解答を開く前に自分の判断理由を短く考えてみてください。迷う選択肢は本文を押して消去線を付けられます。
解説では、正答だけでなく誤答が要件に合わない理由も確認できます。同じ分野の問題を続けて解くより、数日後にもう一度解き直すほうが、理解できた部分と暗記だけだった部分を区別しやすくなります。