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連動選択リストとは何か:制御項目で選択肢を絞り込む仕組み

結論:まずこれだけ覚える

📌 連動選択リストとは、先に選んだ項目の値に応じて、次の選択リストに表示する値を絞り込む仕組みです。 先に選ぶ項目を「制御項目」、絞り込まれる項目を「従属項目」と呼びます。


連動選択リストが必要になる場面

たとえば、[製品カテゴリ]で「靴」を選んだときだけ、[製品]に「スニーカー」「革靴」を表示し、「アパレル」を選んだときは「シャツ」「ジャケット」を表示したいとします。 この要件はページレイアウトを増やすのではなく、項目の連動関係で実現します。ページレイアウトは項目を表示するか、どこに置くかを決める機能であり、同じ選択リストの値を別項目の入力値に応じて動的に絞り込む機能ではありません。


制御項目と従属項目

役割意味使用できる代表的な項目
制御項目先に選び、次の選択肢を決める項目標準またはカスタムの選択リスト、チェックボックス
従属項目制御項目の値に応じて候補が絞られる項目カスタム選択リスト、カスタム複数選択リスト
項目種別制御項目従属項目
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カスタム選択リスト使用できる使用できる
標準選択リスト使用できる使用できない
チェックボックス使用できる使用できない
カスタム複数選択リスト使用できない使用できる

⚠️ 標準選択リストは制御項目にはできますが、従属項目にはできません。 たとえば標準の[リードソース]を、別項目によって絞り込まれる側に置くことはできません。必要ならカスタム選択リストを新設します。


レコードタイプとの関係

レコードタイプと連動選択リストは、どちらも選択リスト値を絞り込みますが、判定に使うものが異なります。

機能値を絞る基準
レコードタイプそのレコードの種類
連動選択リスト同じレコード内の制御項目の値

両方を使用している場合、まずレコードタイプによって利用可能な値が限定され、さらに制御項目の値によって従属項目の候補が絞られます。したがって、値が表示されないときは、レコードタイプへの割り当てと連動関係の両方を確認します。


設定手順

  1. [設定]→[オブジェクトマネージャ]→対象オブジェクトを開く
  2. [項目とリレーション]を開く
  3. [項目の連動関係]を選択し、[新規]をクリックする
  4. 制御項目と従属項目を指定する
  5. 連動関係マトリックスで、制御項目の各値に対して表示する従属値を選択する
  6. [プレビュー]で組み合わせを確認し、保存する
  7. 制御項目と従属項目の両方をページレイアウトまたは動的フォームに配置する 従属項目だけを画面に置いても正しく機能しません。制御項目も同じ画面に必要です。

要件別の使い分け

要件使用する機能判断理由
国を選ぶと都道府県の候補を変えたい項目の連動関係同じレコード内の入力値が基準
営業用とマーケティング用で選択リスト値を変えたいレコードタイプレコードの業務上の種類が基準
営業用とマーケティング用に別項目を見せたいページレイアウトまたは動的フォーム候補値ではなく項目の表示を変える要件
入力されたカテゴリに応じて標準リードソースを絞りたい標準項目のままでは実現できない標準選択リストは従属項目にできない

試験での判別ポイント

  • 「Aを選ぶとBの候補が変わる」→ 項目の連動関係
  • 「営業用とマーケティング用で値を変える」→ レコードタイプ
  • 「標準選択リストを絞り込まれる側にする」→ 不可。従属側にカスタム選択リストを用意する
  • 「ページレイアウトを分ける」→ 候補値ではなく、項目・関連リスト・ボタンなどの画面構成を変える機能

よくあるつまずき

新しい選択リスト値を追加したのに表示されない

選択リストに値を追加しただけでは、既存の連動関係マトリックスには自動で含まれない場合があります。レコードタイプでその値を有効化したうえで、項目の連動関係も更新します。

インポート時にも連動関係で弾かれると思っている

データインポートウィザードは項目の連動関係を検証しません。画面入力時の候補制御と、データ取込時の品質保証は別です。取込データも制限したい場合は、検証ルールなどを併用します。

必須の従属項目に候補が一つもない

制御項目の値に対して従属値が割り当てられていない場合、必須の従属項目でも空欄のまま保存できることがあります。マトリックスに値の抜けがないか確認します。


出典(Salesforce公式)