結論:まずこれだけ覚える
現在の公式マーケットプレイス名はAgentExchangeです。2026年4月に、従来のAppExchange、AgentExchange、Slack Marketplaceが一つに統合されました。既存の試験問題では「AppExchange」という名称が使われることがありますが、問われる基本は同じです。 選択肢は、必要な範囲で判別します。
- 完成した業務機能をまとめて導入する:アプリ
- ページやアプリに小さな機能を追加する:コンポーネント
- 業種向けの画面・業務ロジック・自動化を一式導入する:Boltソリューション
- フローで使う処理部品または業務プロセスを導入する:フローソリューション
- AIエージェントやエージェント用資産を導入する:エージェント
- 導入を支援する専門家を探す:コンサルタント 料金、必要ライセンス、依存製品は種別名だけでは判断できません。必ず個別の掲載ページで確認します。
AgentExchangeとは
AgentExchangeは、SalesforceとSlackで利用するエージェント、アプリ、コンポーネント、業種ソリューション、フローソリューション、コンサルタントなどを検索・評価・導入するSalesforce公式マーケットプレイスです。 2026年4月より、従来のAppExchange、従来のAgentExchange、Slack Marketplaceは、新しいAgentExchangeへ統合されています。古い問題文に「AppExchange」と書かれていても、アプリやコンポーネント、Boltソリューションなどを探すマーケットプレイスとしての役割を読み取ります。
主なソリューション種類
| 種類 | 何を提供するか | 判断の目印 |
|---|---|---|
| エージェント | 推論してタスクを実行するAIエージェントや関連資産 | Agentforce、サブエージェント、アクション |
| アプリ | 複数のオブジェクト、タブ、コンポーネントなどを組み合わせた業務機能 | 完成した機能をまとめて導入 |
| コンポーネント | ページやアプリに追加する再利用可能な機能部品 | 画面に一つの機能を追加 |
| Boltソリューション | Salesforce製品、Lightningアプリケーションやコンポーネント、業種テンプレート、業務ロジック、自動化、作成パートナーの支援を組み合わせた業種向けソリューション | 業種向けの仕組みを一式、短期間で導入 |
| フローソリューション | フローアクションまたは設定可能なフローテンプレート | 特定処理または業務プロセスの自動化 |
| Slackインテグレーション | SalesforceのワークフローとSlackを接続する機能 | Slack上での連携や業務実行 |
| コンサルタント | 製品や業種の専門知識を持つ導入支援パートナー | 設計・導入を支援する専門家を探す |
Boltソリューションとフローソリューションの違い
Boltソリューション
Boltソリューションは、業種向けの一式のソリューションです。画面だけ、フローだけではなく、Salesforce製品、Lightningアプリケーションやコンポーネント、業種テンプレート、業務ロジック、自動化、パートナーの専門知識を組み合わせます。 たとえば、顧客向けWebサイト、受付画面、申請処理、後続の自動化をまとめて短期間で導入したい場合に適します。公式情報では、Boltソリューションの展開には作成パートナーのサービスが必要と説明されています。
フローソリューション
フローソリューションは、自動化に使う機能単位です。
- フローアクション:フロー内で使う単独の処理部品
- フローテンプレート:設定可能な事前構築済み業務プロセス 「業種向けサイトと業務ロジックを一式導入する」要件ではBoltソリューション、「特定処理や業務プロセスを再利用する」要件ではフローソリューションを検討します。
アプリとコンポーネントの違い
アプリは、複数の設定や機能をまとめた完成品に近い単位です。コンポーネントは、ページやアプリに追加する部品です。 たとえば、営業管理機能を一式追加するならアプリ、レコードページにカレンダーや重複検索機能だけを追加するならコンポーネントという切り分けになります。
料金・ライセンス・依存関係の確認
「コンポーネントだから追加費用はない」「フローソリューションだから追加ライセンスは不要」と一律には判断できません。提供者、価格体系、必要なSalesforce製品、対応エディション、パッケージライセンス、外部サービス契約は掲載ごとに異なります。 導入前に、掲載ページで次を確認します。
- 価格と契約条件
- 対応エディションと必要なSalesforce製品
- 必須のパートナー製品や依存パッケージ
- 提供元、レビュー、ドキュメント
- セキュリティレビューの状況
- インストール後に付与する権限とパッケージライセンス
導入手順
- 業務要件を「完成アプリ」「画面部品」「業種ソリューション一式」「自動化」「導入支援」に分解します。
- AgentExchangeで該当する種別を検索します。
- 掲載ページで価格、対応製品、依存関係、ドキュメントを確認します。
- パッケージは本番組織へ直接導入せず、Developer EditionまたはSandboxで先に検証します。
- 初回は管理者のみにアクセスを付与し、権限、データへの影響、既存自動化との競合を確認します。
- 検証後に対象ユーザーへ権限とライセンスを割り当て、本番へ展開します。
試験での判別ポイント
| 問題文の要件 | 選ぶ対象 |
|---|---|
| 導入できる完成した業務機能 | アプリ |
| Lightningページに追加する部品 | コンポーネント |
| 業種別の画面・ロジック・自動化とパートナー支援 | Boltソリューション |
| 事前構築された処理または業務プロセス | フローソリューション |
| 認定資格や業種知識を持つ導入支援者 | コンサルタント |
出典(Salesforce公式)
- Find Solutions Faster with the New AgentExchange — 2026年4月にAppExchange、従来のAgentExchange、Slack Marketplaceが新しいAgentExchangeへ統合されたことを裏付けます。
- Discover AgentExchange Solutions — エージェント、アプリ、コンポーネント、Boltソリューション、フローソリューション、Slackインテグレーション、コンサルタントの役割と違いを裏付けます。
- Explore AgentExchange Listings — 掲載ページで価格、機能、対応エディションなどを要件と照合することを裏付けます。
- Install AgentExchange Packages — 本番導入前にDeveloper EditionまたはSandboxで検証し、初回のアクセス範囲を慎重に設定することを裏付けます。