結論:まずこれだけ覚える
ビッグディールアラートは、商談の金額と成立確度が設定したしきい値に達したとき、指定した宛先へメールを送る標準機能です。 「高額で受注可能性も高い商談を自動通知したい」という要件なら、まずビッグディールアラートを検討します。商談の一覧表示やグラフではなく、金額 × 確度を条件にしたメール通知である点が判別ポイントです。
仕組み
管理者は、組織全体で1つのビッグディールアラートを設定し、次の条件と通知先を指定します。
- 金額のしきい値
- 成立確度のしきい値
- メールの送信者
- 通知先メールアドレス
- 商談所有者にも通知するか 商談が両方のしきい値に達すると通知されます。条件を満たした後に金額や確度をさらに上げても、同じ商談について繰り返し通知されません。いったんしきい値を下回り、その後もう一度しきい値に達した場合は再通知されます。
⚠️ アラートを有効化すると、その時点ですでに条件を満たしている未完了商談にも直ちに通知が送られます。本番環境で有効化する前に、しきい値と通知先を確認します。
設定手順
- [設定]のクイック検索で 「ビッグディールアラート」 を検索して開く
- アラート名を入力する
- 金額と成立確度のしきい値を設定する
- 送信者名、送信元メールアドレス、送信者ユーザーを設定する
- 通知先メールアドレスを指定する
- 必要に応じて[商談所有者に通知]を選択する
- [有効]を選択して保存する
📌 設定場所は[オブジェクトマネージャ]の商談設定ではなく、[設定]のクイック検索から開く専用の[ビッグディールアラート]ページです。
似ている機能との違い
| 機能 | 主な用途 | しきい値到達時の自動メール通知 |
|---|---|---|
| ビッグディールアラート | 高額かつ高確度の商談を通知する | あり |
| 主な取引 | 重要な商談を一覧で確認する | なし |
| パフォーマンスチャート | 営業実績やパイプラインを可視化する | なし |
| 活動タイムライン | タスクやイベントなどの活動を時系列で確認する | なし |
試験での判別ポイント
問題文に次の要素がそろっていれば、ビッグディールアラートが有力です。
- 対象が商談
- 金額の条件がある
- 成立確度の条件がある
- 条件を満たしたときに通知したい Flowでも類似の自動化は作れますが、要件を満たす専用の標準機能がある場合は、ビッグディールアラートがより直接的です。
出典(Salesforce公式)
- Set Up Big Deal Alerts for Opportunities — 金額と成立確度のしきい値に達した商談をメール通知する仕組み、設定場所、通知先、再通知条件、有効化時の既存商談への通知を裏付ける。