Administrator 練習問題 Q26
Ursa Major Solarの管理者は、外部の会計システムに情報を送信する必要があります。これを実現するには、管理者はどのワークフローアクションを使用する必要がありますか?
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正答:B. アウトバウンドメッセージ
解説
前提知識
アウトバウンドメッセージとは
アウトバウンドメッセージは、指定した項目の情報をSOAP形式で外部サービスなどのエンドポイントへ送信する自動化アクションです。フロー、既存のワークフロールール、承認プロセス、エンタイトルメントプロセスに関連付けることができます。
⚠️ ワークフロールールはレガシー機能です。Winter ’23以降、新しいワークフロールールは作成できず、2025年12月31日にサポートと更新が終了しました。既存ルールは引き続き実行・編集できますが、新規自動化にはFlow Builderが推奨されています。本問は「ワークフローアクションの種類」を問うため、正解はアウトバウンドメッセージです。
設問の状況を分解する
- 送信先はSalesforce外部の会計システムです。
- Salesforceのレコード情報を外部エンドポイントへ自動送信する必要があります。
- 選択肢の中でSOAPメッセージを外部サービスへ送信できるのはアウトバウンドメッセージです。
選択肢の検討
A. タスクの割り当て → ✕
タスクはSalesforce内でユーザーの作業を記録・割り当てるためのもので、外部会計システムへデータを送信しません。
B. アウトバウンドメッセージ → ⭕
指定した情報をSOAPメッセージとして外部エンドポイントへ送信できます。外部システム側にはメッセージを受信し、Salesforceへ確認応答を返すリスナーが必要です。
C. レコードを作成する → ✕
レコード作成はSalesforce内にデータを追加する処理です。外部システムへSOAPメッセージを送信するアクションではありません。
D. カスタム通知 → ✕
カスタム通知はSalesforceユーザーへ通知を配信する機能です。外部会計システムとのデータ連携には使用しません。
管理者としての対処
既存のワークフロールールを保守する場合
- 対象の既存ワークフロールールを開く。
- アクションとしてアウトバウンドメッセージを作成または選択し、エンドポイントURLと送信項目を設定する。
- 外部会計システム側でSOAPメッセージのリスナーと確認応答を実装する。
- [設定]の[アウトバウンドメッセージ]で配信状況を監視する。
新規自動化の場合
新しいワークフロールールは作成せず、Flow Builderでレコードトリガーフローなどを設計し、アウトバウンドメッセージアクションまたは要件に適したHTTPコールアウトを検討します。
あわせて覚えておきたいポイント
- アウトバウンドメッセージはSOAP形式です。
- 配信に失敗したメッセージは一定期間再試行されます。
- 現在の設計では、ワークフロールールの新規作成を前提にしないことが重要です。
- 外部連携の方式は、相手システムのAPI仕様、認証、エラー処理、再送要件に合わせて選択します。
出典(Salesforce公式)
- アウトバウンドメッセージアクション — アウトバウンドメッセージが指定エンドポイントへ情報を送信し、フロー、ワークフロールール、承認プロセス、エンタイトルメントプロセスに関連付けられることを裏付ける。
- API not available to track the delivery status of an outbound message — アウトバウンドメッセージがSOAP形式で外部サービスへ情報を送信するアクションであることと、配信状況の確認場所を裏付ける。
- Workflow Rules — ワークフロールールのサポートと更新が2025年12月31日に終了し、既存ルールは継続実行できる一方、新規自動化にはFlow Builderが推奨されることを裏付ける。
- Associate the Flow Trigger with a Workflow Rule — Winter ’23以降、新しいワークフロールールを作成できないことを裏付ける。