Administrator 練習問題 Q78
Ursa Major Solarの管理者は、カスタムレポートタイプを作成し、営業運営チーム向けのレポートを作成しました。ただし、どのユーザーもレポートにアクセスできません。この問題を引き起こす可能性のある2つのオプションはどれですか?2つの答えを選択してください
左の□で回答を選択。本文を押すと横線で除外でき、もう一度押すと戻せます。
2つ選択してください(0/2)
正答:A. カスタムレポートタイプは開発中です。 / D. レポートはプライベートフォルダに保存されます
解説
前提知識
カスタムレポートタイプとは
標準のレポートタイプでは組み合わせられないオブジェクト同士を横断してレポートを作成できるようにする、管理者が作成する設定です。作成時には「配置状況(開発中/デプロイ済み)」を選ぶ必要があります。
レポートフォルダとは
すべてのレポートは、必ずどこかの「レポートフォルダ」に保存されます。フォルダには公開範囲があり、誰が閲覧できるかはこの公開範囲と権限によって決まります。
💡 レポートが見えなくなる原因の全体像(レポートタイプの公開状態とフォルダ権限の両方)を、こちらでさらに詳しく整理しています。ここがまだモヤッとする方へ:レポートが見えなくなる理由を整理する:レポートタイプの公開状態とフォルダの権限
設問の状況を分解する
管理者がカスタムレポートタイプを作り、レポートを作成しましたが、どのユーザーもそのレポートにアクセスできません。原因として考えられる2つの選択肢を選びます。
選択肢の検討
A. カスタムレポートタイプは開発中です。 ⭕
カスタムレポートタイプの配置状況が「開発中」のままだと、そのレポートタイプと、それを使用するレポートは[カスタムレポートタイプの管理]権限を持つユーザー以外には非表示になります。作成・テスト段階でよく見落とされる原因です。
B. ユーザーのプロファイルにビューアクセスがありません。 △
レポートの実行権限や基礎オブジェクトへの参照権限が不足すれば、特定ユーザーがレポートを実行できない、または結果を参照できないことはあります。ただし、選択肢の「ビューアクセス」はSalesforceの具体的な権限名ではなく、本問で明示されているカスタムレポートタイプの公開状態と保存先フォルダの問題には該当しません。
C. 組織はカスタムレポートタイプの制限に達しました。 ✕
これは新しいカスタムレポートタイプを作成できない原因であり、既に作成済みのレポートタイプ・レポートが見えないこととは関係ありません。
D. レポートはプライベートフォルダに保存されます ⭕
レポートを保存すると、既定では作成者の非公開レポートフォルダに保存されます。非公開フォルダ内のレポートは、そのフォルダの作成者以外には表示されないため、営業運営チームが利用できません。
管理者としての対処手順
- 対象のカスタムレポートタイプの詳細画面を開き、配置状況が「デプロイ済み」になっているか確認する。「開発中」なら「デプロイ済み」に変更する。
- レポートが保存されているフォルダを確認し、プライベートフォルダのままであれば、営業運営チームがアクセスできる公開または共有フォルダへ移動する。
- 移動先フォルダの共有設定で、対象チームに「参照」権限が付与されているか確認する。
あわせて覚えておきたいポイント
- レポートタイプの公開状態とフォルダの権限は独立した仕組みであり、両方を確認して初めて解決する。
- 新規レポートは既定で作成者のプライベートフォルダに入る。
- 「全データを参照」権限があっても、レポートタイプが開発中であれば見えない。
出典(Salesforce公式)
- Create a Custom Report Type in the Enhanced Custom Report Type Builder — [開発中]のカスタムレポートタイプとそのレポートは、[カスタムレポートタイプの管理]権限を持つユーザー以外には非表示になることを裏付けています。
- Report and Dashboard Folders — レポートは既定で非公開レポートフォルダに保存され、非公開フォルダ内のレポートはフォルダ作成者以外には表示されないことを裏付けています。