Administrator 練習問題 Q188
ノーザントレイルアウトフィッターズのマーケティングディレクターは、リードステータスフィールドを適格としてマークするために、予算フィールドにデータを入力するように要求しました。管理者はこの要求を満たすためにどのツールを使用する必要がありますか?
左の○で回答を選択。本文を押すと横線で除外でき、もう一度押すと戻せます。
1つ選択してください(0/1)
正答:D. 検証ルール
解説
前提知識
- 検証ルール(Validation Rule):レコードが保存される前に、指定した条件を満たしているかをチェックし、満たしていない場合はエラーメッセージを表示して保存をブロックする仕組み。
- 必須フィールド(Required Field):常にそのフィールドへの入力を必須にする設定。特定の条件下でのみ必須にしたい場合には対応できない。
設問の状況を分解する
- 「リードステータスを適格(Qualified)にマークする」という特定の状況の時だけ、予算フィールドの入力を必須にしたい。
- 常に必須にするわけではなく、条件付きで必須にする必要がある。
選択肢の検討
- A ✕:リードコンバージョンは、リードを取引先/取引先責任者/商談に変換する処理であり、リードステータス変更時の入力必須化とは無関係。
- B ✕:フィールドを常時必須にすると、リードステータスが適格以外の段階でも予算入力を強制してしまい、要件(適格にする時だけ必須)に合わない。
- C ✕:ワークフロールールは条件に応じて自動アクションを実行する仕組みであり、ユーザーに不足項目の入力を求めて保存をブロックする用途には使わない。なお、ワークフロールールは2025年12月31日にサポートが終了しており、新規自動化にはFlow Builderが推奨される。
- D ⭕:検証ルールを使えば、「リードステータスが適格で、かつ予算フィールドが未入力の場合はエラーにする」という条件付きの入力必須化を実現できる。数式が
TRUEのとき、Salesforceは保存を中止してエラーメッセージを表示する。
管理者としての対処手順
- リードオブジェクトの検証ルール設定画面を開く。
- 数式(例:
AND(ISPICKVAL(Status, "Qualified"), ISBLANK(Budget__c)))を設定し、条件に合致した場合にエラーを表示するようにする。 - わかりやすいエラーメッセージ(例:「適格にする前に予算を入力してください」)を設定する。
- 保存し、リードステータスを適格に変更するテストケースで動作を確認する。
あわせて覚えておきたいポイント
- 「常に必須」か「条件付きで必須」かによって、必須フィールド設定と検証ルールのどちらを使うべきかが変わる、という判断軸を持っておくとよい。
出典(Salesforce公式)
- Conditionally Make a Field Required in Salesforce — 他項目の値に応じて項目を条件付き必須にするには検証ルールを使用し、数式が
TRUEの場合は保存を防止してエラーを表示することを裏付ける。 - Validation Rules — 検証ルールが保存前にデータを評価し、無効な場合は保存せずエラーを表示することを裏付ける。
- Salesforce Workflow Rules & Process Builder End of Support — ワークフロールールとProcess Builderのサポートが2025年12月31日に終了し、Flow Builderへの移行が推奨されていることを裏付ける。