Administrator 練習問題 Q06
AW Computingは、リードオブジェクトに[Market Segment]という新しいカスタムテキスト項目を追加しました。リードを取引開始しても、新しい項目の値が取引先レコードにコピーされません。リードの[Market Segment]が取引開始後の取引先へ毎回コピーされるようにするには、管理者は何を行う必要がありますか?
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正答:A. リードのマーケット セグメント フィールドがアカウントの正しいフィールドにマッピングされていることを確認します。
解説
前提知識
- リードの取引開始では、標準リード項目は標準の取引先・取引先責任者・商談項目へ対応付けられます。
- カスタムリード項目の値を引き継ぐ場合、管理者は[リード項目の対応付け]で、取引先・取引先責任者・商談のカスタム項目を変換先として指定します。
- 対応付け先の項目名を同一にする必要はありません。対応可能なデータ型・項目長などの条件を満たし、明示的に対応付けることが重要です。
設問の状況を分解する
- [Market Segment]はリードに新しく作成されたカスタムテキスト項目です。
- 値が取引先へ引き継がれないため、取引先側の受け皿となるカスタム項目と、リード項目の対応付けを確認する必要があります。
- 取引開始のたびに標準機能で引き継ぐ要件なので、独自自動化より先にカスタム項目マッピングを使用します。
選択肢の検討
- A. リードのマーケットセグメント項目が取引先の正しい項目にマッピングされていることを確認します。 → 正解。カスタムリード項目の値を取引先へ引き継ぐ標準設定です。
- B. 取引先に、新しいリード項目とまったく同じ名前の項目があることを確認します。 → 不正解。項目ラベルの一致だけでは値はコピーされません。変換先となる互換性のあるカスタム項目を作成し、[リード項目の対応付け]で指定する必要があります。
- C. 取引先がその項目に値を持つことを確認する検証ルールを作成します。 → 不正解。検証ルールは無効な保存を拒否する機能であり、リードの値を取引先へコピーしません。対応付けがなければ、検証ルールによって取引開始が失敗する可能性があります。
- D. リードから取引先にカスタム項目をコピーするレコードトリガーフローを作成します。 → 不正解。追加の変換ロジックが必要な場合にフローを組み合わせることはできますが、カスタムリード項目をそのまま取引先のカスタム項目へ引き継ぐ要件は標準の項目対応付けで実現できます。
管理者としての対処手順
- [オブジェクトマネージャー]→[取引先]→[項目とリレーション]で、[Market Segment]の変換先となるカスタム項目を確認します。存在しない場合は、対応可能な型と長さで作成します。
- [オブジェクトマネージャー]→[リード]→[項目とリレーション]→[リード項目の対応付け]を開きます。
- リードの[Market Segment]を、取引先の変換先カスタム項目へ対応付けて保存します。
- 新しいテストリードを取引開始し、取引先に値がコピーされることを確認します。対応付けは、すでに取引開始済みのレコードへ遡って値を設定するものではありません。
あわせて覚えておきたいポイント
- Lightning Experienceでは、1つのカスタムリード項目を取引先・取引先責任者・商談の各カスタム項目へ対応付けられます。
- 対応可能な型には個別ルールがあります。「すべて完全に同一データ型」と単純化せず、公式のマッピングガイドラインを確認します。
- 変換先項目を作成しただけでは不十分です。対応付けの保存まで必要です。
出典(Salesforce公式)
- Map Custom Lead Fields for Lead Conversion — カスタムリード項目を取引先・取引先責任者・商談のカスタム項目へ対応付ける設定と手順を裏付けます。
- Lead Conversion Field Mapping — 標準項目には標準の対応先があり、カスタム項目は管理者が変換先を指定することを裏付けます。
- Guidelines for Mapping Custom Lead Fields for Lead Conversion — データ型、項目長、変換先項目あたりの変換元数など、カスタム項目対応付けの制約を裏付けます。 関連する解説記事:リードの取引開始(コンバージョン)で何が起きるのかを整理する