Administrator 練習問題 Q264
Ursa Major Solarのサポートチームは、ケースホームページで分割リストビューを使用することを好んでいます。チームは時折、別のサポートアプリケーションから出荷状況を確認することがあります。チームが分割リスト ビューを使用できるようにするには、管理者は何を構成する必要がありますか?
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正答:B. アプリのナビゲーション バーに [出荷] タブを追加します。
解説
前提知識
Lightningコンソールアプリとは
コンソールアプリは、コールセンターのような現場向けに設計されたアプリ形式です。複数のレコードをタブとサブタブで同時に開くことで、画面遷移を減らせます。
分割ビュー(スプリットビュー)とは
画面左側にリストビューを出したまま、右側でレコードを開いて作業できる表示モードです。ケースを上から順に処理するサポート業務と相性がよく、一覧に戻るための「リストに戻る」操作が不要になります。分割ビューはリストビューの表示形式([表示形式]→[分割ビュー])として切り替えます。すなわち、そのオブジェクトのリストビューにたどり着けることが前提です。
ナビゲーションバーとは
アプリ上部に並ぶタブの列です。ここにオブジェクトを項目として追加すると、そのオブジェクトのリストビューをアプリ内から直接開けるようになります。アプリの設定は[設定]の[アプリケーションマネージャー]で行います。
設問の状況を分解する
- サポートチームはケースのホーム画面で分割ビューを使っている(すでにコンソールアプリを使えている)
- 時折、別のサポートアプリケーションに移動して出荷状況を見ている
- やりたいのは、同じアプリの中で出荷も分割ビューで扱うこと 初学者が誤解しがちなのは、分割ビューを「オブジェクトごとに有効化するスイッチがある機能」と思ってしまう点です。分割ビューはリストビューの表示形式なので、まずそのオブジェクトのリストビューにアプリ内から到達できることが必要です。
選択肢の検討
A. リスト ビューで単一の出荷レコード タイプでフィルターします。 → ✕
レコードタイプでの絞り込みは、リストに表示するレコードの範囲を変えるだけです。分割ビューが使えるかどうかには影響しません。「特定種別の出荷だけを一覧にしたい」要件ならこれが正解になります。
B. アプリのナビゲーション バーに [出荷] タブを追加します。 → ⭕ 正解
分割ビューは、コンソールアプリでリストビューを開いて使う機能です。現状は出荷を別アプリで見ているため、同じアプリ内では出荷のリストビューに到達できません。ナビゲーションバーに出荷を項目として追加すれば、チームはアプリを離れずに出荷のリストビューを開き、表示形式を分割ビューに切り替えて作業できます。
C. 分割ビューは標準オブジェクトでのみ使用できます。 → ✕
これは設定ではなく、誤った制限の主張です。Salesforce公式では、Lightningアプリのナビゲーション項目に標準オブジェクトだけでなくカスタムオブジェクトも追加でき、コンソールアプリでは選択したナビゲーション項目のリストビューから分割ビューでレコードを処理できます。したがって、「標準オブジェクトでのみ使用できる」は正解になりません。
D. サポート ユーザーにリスト ビューの管理権限を追加します。 → ✕
リストビューの作成・編集権限は、自分でリストを作るための権限です。既存のリストを分割ビューで見るだけなら不要です。「担当者に自分用のリストを作らせたい」要件ならこれが正解です。
管理者としての対処手順
- [設定]のクイック検索で「アプリケーションマネージャー」を開く
- サポートチームが使っているコンソールアプリの[編集]をクリックする
- [ナビゲーション項目]を開き、[出荷]を選択して追加し、順序を整えて保存する
- アプリを使うプロファイルが割り当てられていることと、出荷オブジェクトの参照権限があることを確認する
- サポート担当者に、出荷のリストビューで[表示形式]→[分割ビュー]を選んでもらい、動作を確認する Salesforce公式では、コンソールアプリのナビゲーションメニューで項目を選択するとその項目のホームが開き、オブジェクトのレコードを開くと分割ビューになること、また管理者がアプリのナビゲーション項目を構成できることが説明されています。この設問では、出荷オブジェクトを現在のコンソールアプリのナビゲーション項目に追加することが要件に合致します。
あわせて覚えておきたいポイント
| やりたいこと | 設定場所 |
|---|---|
| アプリ内で扱うオブジェクトを増やす | アプリケーションマネージャーのナビゲーション項目 |
| タブとサブタブで複数レコードを同時に開く | アプリの形式をコンソールにする |
| 一覧を横に置いたままレコードを処理する | リストビューの[表示形式]→[分割ビュー] |
- Lightningエクスペリエンスのコンソールアプリでは、分割ビューは既定で利用可能で、ユーザー自身で開いたり最小化したりできます。
- アプリに50件を超える既定のナビゲーション項目を追加すると、ユーザーはそのアプリのナビゲーションバーを個人設定できなくなります。50件は項目追加の絶対上限ではありません。
出典(Salesforce公式)
- Salesforce Console in Lightning Experience — 「Lightningコンソールアプリを使うと複数のレコードと関連レコードを同じ画面で表示でき、分割ビューを使ってリストから素早くレコードを処理できる」
- Console Style: Get Oriented to Working in Lightning Console Apps(Trailhead) — 「アプリ内のオブジェクトの選択にはナビゲーションバーの項目メニューを使う」「コンソールアプリは分割ビューでリストから直接作業できるようにする」
- What Features Are Available in Lightning Console Apps? — 「Lightningエクスペリエンスでは分割ビューが既定で有効で、ユーザーは分割ビューを開いたり最小化できる」
- Lightning アプリケーションのナビゲーションバー項目 — 標準オブジェクトとカスタムオブジェクトをLightningアプリのナビゲーション項目に追加できることを裏付けています。
- Create Lightning Apps — 管理者がアプリのナビゲーション項目を構成できること、および既定項目が50件を超える場合はユーザーがナビゲーションバーを個人設定できないことを裏付けています。