Administrator 練習問題 Q221
Cloud Kicksの管理者は、処理時間を改善するためにリードが作成されたときに単純なフィールド更新を実行している2つの古いワークフロールールを置き換えるように依頼されました。管理者はワークフロールールを置き換えるためにどのツールを使用する必要がありますか?
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正答:B. フローを保存する前
解説
前提知識
- 単純なフィールド更新(同一レコード内の項目を計算・設定するだけの処理)は、「保存前に実行するフロー(Before-Save Flow)」で組むことで、レコード保存前にメモリ上で値を設定でき、DB更新(Update DML)を伴う「保存後(After-Save)」処理よりも高速に処理できる。
- ワークフロールールの単純フィールド更新は、内部的に保存後の追加更新として動作するため、保存前フローに置き換えることでパフォーマンスが改善する。
- スケジュールされたフローは定期実行用、画面フローはユーザー入力を伴う対話型プロセス用であり、いずれもレコード作成時の即時フィールド更新には適さない。
- クイックアクションフローはボタン等から手動起動するものであり、レコード作成トリガーとしては使えない。
設問の状況を分解する
- 要件は「リード作成時に単純なフィールド更新を行う」処理を、処理時間改善の目的でワークフロールールから置き換えること。
- 「単純なフィールド更新」かつ「処理時間の改善」という2つのキーワードから、保存前最適化フローが最適と判断できる。
選択肢の検討
A. クイックアクションフロー
✕ 手動起動が前提であり、レコード作成時の自動フィールド更新には使えない。
B. フローを保存する前
⭕ 保存前に同一レコードの項目値を計算・設定でき、パフォーマンス面でも最も効率的。
C. スケジュールされたフロー
✕ 定時バッチ処理用であり、レコード作成と同時のリアルタイム更新には適さない。
D. 画面の流れ
✕ ユーザーが画面上で入力する対話型フローであり、自動的なフィールド更新の置き換えには該当しない。
管理者としての対処手順
- 対象オブジェクト(Lead)のレコードトリガーフローを新規作成し、トリガーのタイミングを「レコードの保存前」に設定する。
- 既存のワークフロールールが行っていたフィールド更新のロジックを、代入要素・条件要素で再現する。
- 動作確認後、旧ワークフロールールを無効化する。
- 必要に応じて、他の保存後処理(メール送信など)が別にある場合は、保存後フローとして分離して構成する。
あわせて覚えておきたいポイント
- Salesforce公式ガイド「Equivalent Features in Flows and Workflow Rules」では、単純なフィールド更新を保存前フローに置き換えることをパフォーマンス改善策として明示的に推奨している。
- 保存前フローでは追加のDML(レコード更新)が発生しないため、DML回数の上限にも余裕を持たせられる。
出典(Salesforce公式)
- Equivalent Features in Flows and Workflow Rules — 単純なフィールド更新を保存前に最適化したフローに置き換えるとパフォーマンスが改善することを説明。