Administrator 練習問題 Q207
DreamHouse Realtyには承認プロセスがあります。マネージャーがレコードを承認しようとしましたが、エラーが発生しました。このリクエストのトラブルシューティングを行うには、管理者は何を確認する必要がありますか?
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正答:C. 次の承認者のユーザーが非アクティブまたは欠落していないかどうかを確認します
解説
前提知識
- 承認プロセスがマネージャー項目などの階層項目から次の承認者を決定する場合、その項目が空欄、または参照先ユーザーが非アクティブだと、Salesforceは次の承認者を決定できません。
- Salesforce公式の承認エラー一覧では、この状態は承認申請時だけでなく、現在の承認者が承認・却下して次のステップへ進める際にも発生し得ると説明されています。
- したがって、エラー発生時は承認ステップの割当方法と、割当に使用するユーザー項目の値・ユーザーの有効状態を確認します。
設問の状況を分解する
- マネージャーはすでに承認リクエストを処理しようとしています。
- 処理時のエラーであるため、次の承認ステップへ進む際に承認者を解決できない可能性があります。
- 選択肢の中で、承認ルーティングの成立可否を直接確認するのはCです。
選択肢の検討
- A. プロセス内の次の承認者に委任された承認者を追加します。 → 不正解。代理承認者は特定ユーザーの代わりに承認できるようにする仕組みです。次の承認者を決定する項目が空欄、または参照先が非アクティブという設定不備を直接解消する確認手順ではありません。まず割当元を特定します。
- B. フィールドレベルのセキュリティを更新して、プロセスで更新されたフィールドを表示します。 → 不正解。フィールドレベルセキュリティは利用者が項目を参照・編集できるかを制御します。次の承認者を決定できないエラーの確認箇所ではありません。
- C. 次の承認者のユーザーが非アクティブまたは欠落していないかどうかを確認します。 → 正解。承認者を示すマネージャー項目などが空欄でないか、参照先ユーザーが有効かを確認します。
- D. ページレイアウトを確認して、プロセスで更新されたフィールドが表示されていることを確認します。 → 不正解。ページレイアウト上の表示有無は、承認プロセスがバックグラウンドで項目更新を実行できるかとは別の論点です。なお、承認時の項目更新が必須項目などの標準検証に違反すると別のエラーは起こり得ますが、項目をレイアウトへ表示すること自体が解決策ではありません。
管理者としての対処手順
- エラーメッセージを確認し、「次の承認者を特定できない」「参照項目が空欄」「非アクティブユーザー」といった内容かを特定します。
- [設定]→[承認プロセス]で対象プロセスと承認ステップを開き、承認者の割当方法を確認します。
- [マネージャー]などの階層項目から承認者を決定する場合、対象ユーザーの該当項目に値が設定されているか確認します。
- 参照先ユーザーの[有効]がオンか確認します。特定ユーザーを直接指定している場合は、承認ステップに非アクティブユーザーが残っていないか確認します。
- 必要な設定を修正した後、影響中の承認リクエストをどのように再処理するかを確認してテストします。
あわせて覚えておきたいポイント
- 「次の承認者が未定義」というエラーと、「申請条件を満たさない」「申請者として許可されていない」「項目更新が必須項目の制約に違反した」といったエラーは原因が異なります。実際のエラーメッセージから切り分けます。
- ユーザーを非アクティブ化する前に、承認ステップの直接指定、マネージャー項目、代理承認者などの参照を確認すると運用障害を防げます。
出典(Salesforce公式)
- What Does This Approvals Error from a Classic Approval Process Mean? — マネージャーなどの承認者決定項目が空欄、または非アクティブユーザーを参照すると、申請時または承認応答時に次の承認者を決定できないエラーが発生することを裏付けます。
- Error “operation performed with inactive user” During Approval Process Request — 承認ステップに割り当てられた承認者が非アクティブな場合、承認ルーティングが失敗し、アクティブな承認者へ更新する必要があることを裏付けます。