Administrator 練習問題 Q276
マーケティング チームは、アップセル プロモーション キャンペーンのキャンペーン メンバー ステータス フィールドに新しい選択リスト値を追加したいと考えています。管理者が選択リスト フィールドの値を変更するために使用する必要がある 2 つのソリューションはどれですか。2つの回答を選択してください
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2つ選択してください(0/2)
正答:A. キャンペーン メンバー ステータス関連リストをページ レイアウトに追加します。 / D. キャンペーンメンバーステータス関連リストの選択リスト値を変更する
解説
前提知識
キャンペーンメンバーとは
キャンペーンに参加させたリードや取引先責任者を表すレコードです。「このセミナーに誰を招待し、誰が参加したか」を記録するためのものと考えれば十分です。
キャンペーンメンバーステータスとは
メンバーがどこまで反応したかを表す値です(例:送信済み、開封、登録済み、参加)。ここで初学者が混乱する最大のポイントは次の事実です。 キャンペーンメンバーステータスの値は、オブジェクト全体で共通の選択リストとして管理するのではなく、キャンペーンごとに設定します。 だから、セミナーキャンペーンなら「登録済み」「出席」「欠席」、メールキャンペーンなら「送信済み」「クリック」と、キャンペーンごとに違う値を持てます。本問の「アップセルプロモーションキャンペーンに新しい値を追加したい」という要件は、まさにこのキャンペーン単位の設定を指しています。
関連リストとは
レコード詳細ページの下部に表示される、関係する別レコードの一覧です。キャンペーンには[キャンペーンメンバーステータス]関連リストがあり、このキャンペーンで使えるステータスを表示・追加・編集できます。
なぜ「2つのソリューション」になるのか
キャンペーン詳細ページにその関連リストが追加されていないと、値を編集する入口そのものが見えません。だから手順は「1. ページレイアウトに関連リストを出す」「2. その関連リストで値を追加・変更する」の2段階になります。
設問の状況を分解する
- 対象は特定のキャンペーン(アップセルプロモーション)。全キャンペーン共通の話ではない。
- したいことはキャンペーンメンバーステータスの選択リスト値の追加。
- 問われているのは、それを可能にするために管理者が使う2つの手段。 初学者がやりがちなのは、選択リストと聞いて反射的にオブジェクトマネージャを探しに行くことです。キャンペーンメンバーステータスはキャンペーンごとの値なので、オブジェクトマネージャで全体の値を書き換えるという発想では要件を満たせません。
選択肢の検討
A. キャンペーン メンバー ステータス関連リストをページレイアウトに追加します。 → ⭕ 正解
公式は、ユーザーが自分でキャンペーンメンバーステータスを作成できるようにするには、管理者がキャンペーンレコードに[キャンペーンメンバーステータス]関連リストを追加すると明記しています。値を編集する前提となる設定です。
B. オブジェクト マネージャーでキャンペーン ステータスの選択リスト値を編集します。 → ✕
これはキャンペーン自体の[状態](企画中、実施中、完了など)を編集する操作であって、メンバーの反応状況を表すキャンペーンメンバーステータスとは別の項目です。「キャンペーンの進捗区分を増やしたい」という要件ならこちらが正解になります。
C. キャンペーン メンバー ステータス関連リストを一括変更します。 → ✕(惜しいが不正解)
一括更新でできるのは、すでに存在するステータス値をメンバーに割り当て直す(例:登録済み→参加)作業です。選択リストの値そのものを新規追加する操作ではありません。「既存メンバーのステータスをまとめて更新したい」ならこれが正解です。
D. キャンペーンメンバーステータス関連リストの選択リスト値を変更する → ⭕ 正解
関連リスト上で[新規]や編集を使い、このキャンペーンで使えるステータス値を追加・変更します。既定値の指定や、「反応した」と見なすかどうかの設定もここで行います。
管理者としての対処手順
- ステータスを作成・編集するユーザーに、キャンペーンの参照・編集権限があり、ユーザー詳細の[マーケティングユーザー]が有効であることを確認する。
- [設定]→[オブジェクトマネージャ]→[キャンペーン]→[ページレイアウト]を開く。
- 対象のキャンペーンページレイアウトを編集し、[キャンペーンメンバーステータス]関連リストを追加して保存する。
- アップセルプロモーションキャンペーンのレコードを開き、[関連]タブの[キャンペーンメンバーステータス]で[新規]をクリックする。
- ステータス名を入力し、必要なら[反応済み]をオンにして保存する。既定値を変更する場合は、関連リストの[既定のステータスを変更]から指定する。
- 既存メンバーへ新しいステータスを適用する場合は、キャンペーンメンバーを手動または一括で更新する。 複数の同種キャンペーンで同じステータスセットを使う場合は、基準となるキャンペーンを作成して複製します。Lightning Experienceでは[関連レコードと共に複製]を使い、キャンペーンメンバーステータスをコピー対象に含めます。通常の複製だけでステータスも引き継がれるとは限りません。
あわせて覚えておきたいポイント
| 項目 | 対象 | 管理場所 |
|---|---|---|
| キャンペーンの状態 | キャンペーン本体の進捗 | オブジェクトマネージャの選択リスト |
| キャンペーンメンバーステータス | メンバーの反応 | 各キャンペーンの関連リスト |
- キャンペーンメンバーステータスで[反応済み]をオンにした値は、キャンペーンの反応件数の集計に含まれます。値を増やすときは、反応と見なすかを必ず決めてから作成します。
- キャンペーンにレコードタイプを使っている場合は、レコードタイプごとに割り当てられたページレイアウトに関連リストを追加したかを確認します。追加したのに見えない場合の典型的な原因です。
出典(Salesforce公式)
- Campaign Member Statuses — 関連リストからステータスを作成し、既定値と[反応済み]を設定できること、および必要なキャンペーン権限と[マーケティングユーザー]設定を裏付けます。
- Add values to the ‘Member Status’ campaign field — Lightning Experienceで、対象キャンペーンの[キャンペーンメンバーステータス]関連リストから新しい値を追加する手順と、関連リストをページレイアウトに追加する必要性を裏付けます。
- Considerations for Using Campaigns — Lightning Experienceでキャンペーンメンバーステータスを複製する場合、[関連レコードと共に複製]を使用してコピー対象に含めることを裏付けます。
- Campaign Members Tracking(Trailhead) — キャンペーンごとにステータスを追加し、反応として数える値を指定する運用を裏付けます。