Administrator 練習問題 Q193
Cloud Kicksの管理者は、特定の条件を満たすレコードを検索し、フローの後半で使用するためにそれらのレコードの値を変数に格納する必要があるフローを構築しています。管理者はどのフロー要素を追加する必要がありますか?
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正答:B. レコードを取得
解説
前提知識
「レコードを取得(Get Records)」要素とは
フロービルダーの要素の一つで、指定した条件(フィルター条件)に一致するSalesforceレコードを検索し、その値をフロー内の変数(レコード変数・レコードコレクション変数など)に自動的に格納します。取得したデータは、フローの後続の要素(決定、割り当て、画面など)で参照できます。
割り当て・レコードを作成する・レコードを更新との違い
- 割り当て要素は、すでに存在する変数の値を設定・変更・コレクションへの追加を行う要素です。既存の変数同士の値をやり取りするために使いますが、Salesforceのレコードを新しく検索してくる機能は持ちません。
- レコードを作成する要素は、新しいレコードをSalesforceに保存するための要素です。既存レコードの検索とは目的が逆です。
- レコードを更新要素は、既存レコードの項目値を変更してSalesforceに保存する要素で、こちらも検索目的の要素ではありません。
設問の状況を分解する
- 管理者は「特定の条件を満たすレコードを検索」し、「その値を変数に格納」して、フローの後半で使いたい
- これは「Salesforceのデータを検索して取得する」という要件であり、フロー要素の中でこれに直接対応するのは「レコードを取得」要素だけである
選択肢の検討
A. 割り当て → ✕
割り当ては既存の変数の値を操作する要素であり、Salesforceのレコードを検索してくる機能はありません。「レコードを取得」でデータを取得したあとに、その値を別の変数に代入し直す、といった場面で組み合わせて使うことはあります。
B. レコードを取得 → ⭕ 正解
公式ドキュメントでも「レコードを取得(Get Records)要素は、フィルターおよび並び替え条件を満たすすべてのSalesforceレコードを検索し、取得したレコードの値を変数に格納する」と説明されています。まさに本設問の要件に一致します。
C. レコードを作成する → ✕
新規レコードの保存が目的の要素であり、検索・取得の要件には合致しません。
D. レコードを更新 → ✕
既存レコードの更新が目的の要素であり、検索・取得の要件には合致しません。
管理者としての対処手順
- フロービルダーで「レコードを取得」要素をキャンバスに追加する。
- 検索対象のオブジェクトを選び、フィルター条件(特定の条件)を設定する。
- 「並び替え順」「取得する件数(1件のみ/すべて)」「データの格納方法(自動的にすべての項目を格納する、または手動で選択した項目を格納する)」を設定する。
- 格納先の変数(レコード変数、またはレコードコレクション変数)を確認し、後続の要素(決定、割り当て、画面など)でその変数を参照する。
あわせて覚えておきたいポイント
- 「取得する件数」を「最初の1件のみ」にするとレコード(単数)変数、「すべて」にするとレコードコレクション(複数)変数が自動的に作られます。
- 「レコードを取得」で自動的にすべての項目を格納する設定にすると、後からその変数のどの項目でも参照できるようになりますが、手動で項目を選択した場合は、選択していない項目は参照できません。
出典(Salesforce公式)
- Get Records Element — レコードを取得要素が、フィルターおよび並び替え条件を満たすSalesforceレコードを検索し、その値を変数に格納する機能であることを確認しました。