Administrator 練習問題 Q185
Dream House Realtyは、アカウントとケースのカテゴリフィールドで一貫した選択リスト値を使用する必要があります。値はレコードタイプにそれぞれ対応しています。2つのオプションを選択してください
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2つ選択してください(0/2)
正答:C. グローバル選択リスト / D. カスタム選択リスト
解説
前提知識
- グローバル選択リスト(グローバル値セット):複数のカスタム選択リスト項目で同じ値セットを共有する仕組み。値をグローバル値セットで変更すると、その値セットを参照するすべての項目へ反映される。
- カスタム選択リスト:特定のオブジェクト上に作成する選択リスト項目。ローカルな値を持たせることも、グローバル値セットを参照させることもできる。
- レコードタイプ:同じオブジェクト内で、利用できる選択リスト値、ページレイアウト、業務プロセスなどをユーザーや業務用途ごとに分ける機能。
- 依存する選択リスト:同じオブジェクト上の制御項目の値に応じて、別の選択リストで表示する値を絞り込む機能。複数オブジェクト間で値セットを共有する機能ではない。
設問の状況を分解する
- 取引先とケースは別オブジェクトなので、それぞれに「カテゴリ」の項目が必要である。
- 2つの項目で値を一貫させるには、共通のグローバル値セットを使用する。
- レコードタイプごとに使用可能な値を変える設定は、各オブジェクトのレコードタイプ側で行う。
- したがって、共通値を管理するグローバル選択リストと、各オブジェクトに作成してその値セットを参照するカスタム選択リストを組み合わせる。
選択肢の検討
- A ✕:複数選択の選択リストは、1レコードで複数値を同時選択できる項目である。別オブジェクト間で値を一元管理する要件には関係しない。
- B ✕:依存する選択リストは、制御項目の値に応じて同一オブジェクト内の別項目の候補を絞る機能である。本問ではレコードタイプが選択可能な値を制御するため、項目間の依存関係は必要ない。また、AccountとCase間で値セットを共有できない。
- C ⭕:グローバル値セットを使うと、AccountとCaseの両方のカスタム選択リストで同じカテゴリ値を共有し、1か所で管理できる。
- D ⭕:グローバル値セットは値の集合であり、それ自体がAccountやCaseの入力項目になるわけではない。各オブジェクトにカスタム選択リスト項目を作成し、同じグローバル値セットを参照させる必要がある。
管理者としての対処手順
- [設定]の[選択リスト値セット]で、カテゴリ用のグローバル値セットを作成する。
- 取引先にカスタム選択リスト項目「カテゴリ」を作成し、[グローバル選択リスト値セットを使用]を選んでカテゴリ値セットを指定する。
- ケースにも同様のカスタム選択リスト項目を作成し、同じグローバル値セットを指定する。
- 取引先の各レコードタイプで、カテゴリ項目に使用できる値とデフォルト値を設定する。
- ケースの各レコードタイプでも、同じ手順で使用可能な値とデフォルト値を設定する。
- グローバル値セットへ新しい値を追加するときは、既存レコードタイプにも追加するかを確認する。自動追加しない場合は、各レコードタイプへ手動で割り当てる。
あわせて覚えておきたいポイント
- グローバル値セットは値を共有する仕組み、カスタム選択リストは各オブジェクト上の入力項目である。両方が必要になる。
- レコードタイプは、グローバル値セットのすべての値を必ず表示するわけではない。各レコードタイプは独自に利用可能な値のサブセットを持つ。
- 依存する選択リストでは、レコードタイプと制御項目の両方が候補値へ影響するが、本問のようにレコードタイプだけで値を使い分ける場合は依存関係を追加する必要はない。
出典(Salesforce公式)
- Create a Global Picklist Value Set — グローバル値セットが複数オブジェクト・複数カスタム選択リスト間で値を共有すること、カスタム選択リスト項目から使用すること、レコードタイプへの新規値追加を管理できることを裏付ける。
- Create a Custom Picklist Field — カスタム選択リスト作成時に既存のグローバル値セットを選択でき、その項目がグローバル値を継承することを裏付ける。
- Make Your Custom Picklist Field Values Global — カスタム選択リストは特定オブジェクトに属し、値を他オブジェクトと共有するにはグローバル値セットを使用することを裏付ける。
- Edit Picklists for Record Types and Business Processes — 各レコードタイプで選択リストの利用可能な値とデフォルト値を設定できることを裏付ける。
- Define a Dependent Picklist — 依存する選択リストが制御項目の値に応じて候補値を決定する機能であり、レコードタイプによる値制御とは別の仕組みであることを裏付ける。