Administrator 練習問題 Q166
Universal Containerの管理者は、フィールド値に基づいてレコードを削除する自動化された方法を必要としています。管理者はどの自動化ソリューションを使用する必要がありますか?
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正答:C. フロービルダー
解説
前提知識
自動化ツールの実行アクションの違い
Salesforceには複数の自動化ツール(ワークフロールール・プロセスビルダー・フロービルダー)がありますが、それぞれが実行できるアクションの種類には違いがあります。「レコードを削除する」というアクションは、これらの中でもフロー(Flow)だけが標準で備えている機能です。
オートメーションスタジオとは
オートメーションスタジオは、Salesforce本体(Sales Cloud/Service Cloudなど)の自動化ツールではなく、Marketing Cloud(メール配信などのマーケティング製品)に含まれるツールです。カスタムオブジェクトのレコード削除のような、Sales Cloud/Service Cloud上の一般的なデータ操作には使用しません。
設問の状況を分解する
- Universal Containerは、特定の項目値に基づいてレコードを自動的に削除したい
- 「削除」という操作を実行できる自動化ツールを選ぶ必要がある
- 選択肢にはSalesforceの主要な自動化ツールが並んでいるが、削除に対応しているものは限られる
選択肢の検討
A. ワークフロー → ✕
ワークフロールールは、レコードの更新・メール送信・タスク作成・アウトバウンドメッセージ送信といったアクションのみに対応しており、レコードの削除アクションは提供していません。
B. プロセスビルダー → ✕
プロセスビルダーの標準アクションには、レコード作成・更新、メールアラート、FlowやApexの呼び出しなどがありますが、レコードを直接削除する標準アクションはありません。また、プロセスビルダーは2025年12月31日でサポートと更新が終了しているため、新しい自動化にはFlow Builderを使用します。
C. フロービルダー → ⭕ 正解
Flow Builderには「レコードを削除(Delete Records)」要素があり、レコード変数・レコードコレクションのID、またはオブジェクトと条件を指定して削除対象を識別できます。項目値を条件として対象レコードを自動削除する要件に直接対応します。
D. オートメーションスタジオ → ✕
オートメーションスタジオはMarketing Cloud向けのツールであり、Sales Cloud/Service Cloudの一般的なオブジェクトのレコードを条件に応じて削除する用途のものではありません。
管理者としての対処手順
- 「フローの管理」からレコードトリガーフローまたはスケジュールトリガーフローを新規作成する
- 削除対象を判定する条件(対象オブジェクトの項目値)をフィルタで指定する
- 「レコードを削除」要素を配置し、条件に合致したレコードを削除するよう設定する
- テスト環境で意図しないレコードまで削除されないか十分に検証してから有効化する
あわせて覚えておきたいポイント
- ワークフロールールとプロセスビルダーは2025年12月31日をもってサポートが終了しており、今後の自動化はフロービルダーへの移行が推奨されている
- 削除のような取り消しにくい操作を自動化する場合は、フォールトパス(エラー処理)や事前のテストを特に丁寧に行う
- 大量データの削除にはバッチ処理(スケジュールフロー+一括処理)を検討する
出典(Salesforce公式)
- Delete Records Element — Flowの「レコードを削除」要素では、IDまたは指定条件に基づいて1件以上のSalesforceレコードを削除できることを裏付けています。
- Flow Elements — Flow Builderが標準のデータ要素として「レコードを削除」を備えていることを裏付けています。
- Add Actions to Your Process — プロセスビルダーの標準アクションと、同機能のサポート終了後はFlow Builderを推奨していることを裏付けています。
- Salesforce Workflow Rules & Process Builder End of Support — ワークフロールールとプロセスビルダーのサポートが2025年12月31日に終了し、Flow Builderへの移行が推奨されていることを裏付けています。