Administrator 練習問題 Q35
Universal Containersの管理者は、商談金額が500,000ドルに達したときに営業部長へアラートを送る簡単な方法を必要としています。この要件を満たすために、管理者は何を設定する必要がありますか?
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正答:A. 金額を条件とするビッグディールアラートを設定します。
解説
前提知識
ビッグディールアラートとは
ビッグディールアラートは、商談オブジェクトに標準で用意されている、コーディング不要の通知機能です。「金額がいくら以上」「確度が何%以上」というしきい値を設定しておくと、その条件を満たす商談が作成・更新されたときに、指定した宛先(商談所有者やその他のメールアドレス)へ自動でメール通知が送られます。ワークフロールールやプロセスビルダーを組まなくても、Setup画面から数クリックで設定できる、まさに「簡単な方法」に当たる機能です。
似た機能との違い
| 選択肢 | 実態 |
|---|---|
| ビッグディールアラート | 金額・確度のしきい値超えを検知して自動メール通知する、商談専用の標準機能 |
| 商談更新リマインダー | マネージャーがチームの未完了商談レポートを直属の部下へ定期送信する機能。金額到達時の個別アラートではない |
| 商談のKanbanビューのアラート | 期限超過ToDo、未完了の活動がない、過去30日間に活動がない、といった活動上の注意をカード上に表示する。金額到達のメール通知ではない |
| ホームページの[重要な商談]コンポーネント | ホーム画面にアクセス可能な商談情報を表示する機能。営業部長への能動的なメール通知ではない |
設問の状況を分解する
- 実現したいのは「商談金額が50万ドルに達したら、営業部長にアラートを送る」こと
- 「簡単な方法」という表現から、ワークフロールールやプロセスビルダーのような自動化を組み上げる方法ではなく、標準機能をそのまま設定するだけの方法が求められている
- 金額のしきい値に反応する通知、という要件にそのまま合致するのはビッグディールアラート
選択肢の検討
A. 金額を条件とするビッグディールアラートを設定します。 → ⭕ 正解
[ビッグディールアラート]では、金額と確度の両方のしきい値、および通知先メールアドレスを設定します。この設問では金額を500,000ドルに設定し、営業部長を受信者にします。確度のしきい値も必須であるため、組織の要件に合う値を併せて設定します。条件を初めて満たした未完了商談について自動メールが送られるため、「簡単な方法」に合致します。
B. 商談更新リマインダーを有効にします。 → ✕
商談更新リマインダーは、マネージャーがチームの未完了商談をまとめたレポートを直属の部下へ定期送信し、情報更新を促す機能です。特定商談が金額しきい値に達した瞬間に営業部長へ通知する機能ではありません。
C. 商談のKanbanビューのアラートを使用します。 → ✕
商談のKanbanカードに表示されるアラートは、期限超過ToDo、未完了の活動がない、過去30日間に活動がない、といった活動状況を知らせます。金額到達を条件に営業部長へメールを送るものではありません。
D. ホームページの[重要な商談]コンポーネントを使用します。 → ✕
[重要な商談]はホームページで商談情報を確認するための表示機能です。ユーザーがホームページを開いて確認する受動的な情報であり、金額到達を条件に営業部長へメール通知する機能ではありません。
管理者としての対処手順
- [設定]→クイック検索で「ビッグディールアラート」を検索し、機能を有効化する
- トリガー金額を500,000ドルに設定し、併せてトリガー確度を設定する。金額は組織の通貨で入力する
- 受信者として営業部長のメールアドレスを入力する。必要な場合は[商談所有者に通知]も選択する
- 送信者名・送信元メールアドレス・実行ユーザーを設定し、アラートを有効化して保存する
- 有効化時点でしきい値を満たす未完了商談にも直ちにメールが送信される点を考慮する
あわせて覚えておきたいポイント
- 「簡単な方法」「シンプルな方法」という表現が問題文にある場合、ワークフロールールやプロセスビルダーのような自作の自動化よりも、既存のトグル1つで有効化できる標準機能が正解になりやすい、という傾向を覚えておきます。
- ビッグディールアラートは商談(Opportunity)専用の機能で、他のオブジェクトには使えません。
出典(Salesforce公式)
- Set Up Big Deal Alerts for Opportunities — ビッグディールアラートには金額と確度の両方のしきい値を設定し、指定したメールアドレスや商談所有者へ通知できること、有効化時に条件を満たす未完了商談へ直ちに送信されることを裏付ける
- Schedule Reminders to Update Opportunities — 商談更新リマインダーがチームの未完了商談レポートを定期送信する機能であり、個別商談の金額しきい値アラートではないことを裏付ける
- Considerations for Using Kanban Views — 商談Kanbanのアラートが期限超過ToDo、未完了の活動なし、過去30日間の活動なしを示すことを裏付ける
- Lightning Experience Home Permissions and Settings — ホームページの[重要な商談]がユーザーの商談アクセスに基づいて情報を表示する機能であることを裏付ける