Administrator 練習問題 Q46
ノーザントレイルアウトフィッターズには、新しいアカウントが作成されたときに項目値を自動設定するフローがあります。フローはプロセスによって起動されますが、正しく機能していません。管理者は問題を特定するために何をすべきですか?
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正答:A. フロービルダーのネイティブデバッグ機能を使用します。
解説
前提知識
- Flow Builderには組み込みのデバッグ機能があり、フローを実際に実行して各要素の入出力値や分岐経路をステップごとに確認できる。
- レコードトリガーフローもデバッグ可能で、トリガーとなるレコードの値を指定して実行し、フィールド値が意図通り設定されるかを検証できる。
- Salesforceのデバッグログでもフロー実行の情報を確認できるが、対象ユーザーのトレース設定やログ読解が必要になる。フロー単体の分岐や要素ごとの値を確認する目的では、Flow Builderのデバッガーがより直接的である。
- メールログはメール送信エラーの追跡用であり、フィールド更新の不具合とは直接関係しない。
設問の状況を分解する
- 起きている問題は「新規アカウント作成時に自動でフィールド値を設定するフローが正しく機能していない」こと。
- 求められているのは、そのフロー自体のロジックのどこに問題があるかを特定する手段。
選択肢の検討
A. フロービルダーのネイティブデバッグ機能を使用します。
⭕ フロー自体を実行して要素ごとの値や分岐を確認でき、フィールド値が想定通り設定されない原因を直接特定できる。
B. ログインレベルでデバッグログを確認します。
✕ デバッグログはフローを含む自動化の実行状況を確認できるため、まったく無関係ではない。ただし、設問はフロー自体のロジックを特定する最適な手段を問うており、要素ごとの経路と値を直接表示するFlow Builderのデバッガーの方が適切である。
C. セットアップ監査証跡を表示し、エラーを確認します。
✕ セットアップ変更履歴を記録するものであり、フローの実行結果やエラーの詳細は記録されない。
D. メールログを設定し、送信エラーログを確認します。
✕ メール送信に関する問題を調べる機能であり、フィールド更新ロジックの不具合には対応しない。
管理者としての対処手順
- 対象のレコードトリガーフローをFlow Builderで開く。
- 「デバッグ」を実行し、実際の値または想定される値を入力してフローを走らせる。
- 各要素の実行結果を確認し、条件分岐やフィールド更新要素のどこで想定と異なる挙動になっているかを特定する。
- 原因箇所(条件式、参照項目、更新対象の指定など)を修正し、再度デバッグで確認する。
あわせて覚えておきたいポイント
- デバッグ実行でロールバックモードを選択しない場合、フローのDML処理やApex実行などが実データへ反映されることがある。検証環境とデバッグオプションを確認してから実行する。
- 恒久的な監視には、フローのエラーメール通知設定や「フローエラーが発生した場合の管理者へのメール通知」機能も併用するとよい。
出典(Salesforce公式)
- Test or Troubleshoot Flows with the Flow Builder Debugger — Flow Builderの[デバッグ]で実行経路と要素ごとの詳細を確認できること、およびロールバックモードを選択しない場合のデータ更新に関する注意点を裏付ける。
- Monitor Setup Changes with Setup Audit Trail — 設定監査証跡が管理者による設定変更の履歴を追跡する機能であり、フロー実行の詳細を調べる機能ではないことを裏付ける。