Administrator 練習問題 Q153
Cloud Kicksは、レポートに2月1日から12か月の会計年度を表示することを望んでいます。管理者はこの要件にどのように対処する必要がありますか?
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正答:C. 会計年度を標準に設定し、開始月を2月に設定します。
解説
前提知識
- 標準の会計年度(Standard Fiscal Year): グレゴリオ暦(通常のカレンダー)の月区切りをベースにした会計年度です。開始月を1月以外(例:2月)に変更することができ、変更後もそれぞれの月が通常通り12か月に区切られます。
- カスタム会計年度(Custom Fiscal Year): 月の区切りに縛られず、たとえば「4-4-5週」のような変則的な期間や、月の途中から始まる会計年度など、より柔軟な設定が必要な場合に使う会計年度です。
設問の状況を分解する
要件は「2月1日始まり」「12か月」という、通常のカレンダー構造を維持したまま開始月だけをずらしたいというものです。月の区切り方自体を変える必要はありません。
選択肢の検討
- A. 会計年度をカスタムに設定し、開始月を2月に設定します ✕: 開始月を2月にずらすだけであれば標準の会計年度でも設定可能なため、わざわざ設定が複雑なカスタム会計年度を使う必要はありません。
- B. 会計年度をカスタムに設定し、期間を4四半期に設定します ✕: 「4四半期」という設定はカスタム会計年度特有の詳細設定の一部ですが、今回の要件(開始月の変更のみ)には合致しません。
- C. 会計年度を標準に設定し、開始月を2月に設定します ⭕: 標準の会計年度のまま開始月を2月に変更するだけで、「2月1日開始・12か月」という要件を満たせます。
- D. 会計年度を標準に設定し、期間を12か月に設定します △: 標準の会計年度は元々12か月区切りが前提であり、この設定だけでは開始月を2月に変更したことにはなりません。要件を満たすには開始月の変更が必須です。
管理者としての対処手順
- 会計年度の変更は商談、レポート、売上予測、目標値に影響するため、変更前に影響範囲とバックアップを確認します。開始月を変更すると既存のユーザー目標値が削除されるため、必要な目標レポートを保存します。
- 設定のクイック検索で[会計年度]を開きます。
- [標準会計年度]を選び、開始月を2月に設定します。
- 会計年度名を開始年または終了年のどちらに基づけるかを確認し、保存します。
- 代表的なレポートと売上予測で期間表示を確認し、必要に応じて目標値を再登録します。
あわせて覚えておきたいポイント
- 「開始月が1月以外」というだけであれば標準の会計年度で十分対応でき、カスタム会計年度が必要になるのは、4-4-5週のような変則的な期間区切りが必要な場合に限られます。
- 会計年度の種類は組織全体に影響する設定のため、変更前に既存のレポートやダッシュボードへの影響を確認しておくことが望ましいです。
出典(Salesforce公式)
- Define Your Fiscal Year — 標準会計年度はグレゴリオ暦に従い、任意の月の1日を開始日にできること、4-4-5などの異なる構造にはカスタム会計年度を使用することを裏付けます。
- Set the Fiscal Year — 標準会計年度の開始月を設定する手順と、開始月の変更により目標値・調整情報が削除される注意事項を裏付けます。
- How to Set or Change the Fiscal Year Start Month in a Salesforce Organization — Lightning Experienceでの設定場所と、変更前に目標レポートを保存する必要があることを裏付けます。