Administrator 練習問題 Q260
Cloud Kicks の管理者は、本番環境で新しいレコードを作成するフローを所有しています。ただし、新しいレコードは作成されません。何が問題なのでしょうか?
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正答:B. フローは非アクティブです。
解説
前提知識
フローのアクティブ化
- フローは、バージョンを「アクティブ化」しない限り、本番環境で自動実行されない。
- 非アクティブなフローは、レコードトリガーや自動起動の文脈では動作しない。
設問の状況を分解する
- 本番環境に、新しいレコードを作成するはずのフローがある。
- しかし新しいレコードが作成されない。
- 考えられる原因を4つの選択肢から選ぶ。
選択肢の検討
A. フローは読み取り専用です。
✕ 「読み取り専用」というフローの状態区分はSalesforceには存在しない。
B. フローは非アクティブです。
⭕(最有力) フローが有効化されていなければ実行されず、レコードも作成されない。もっとも典型的な原因。
C. フロー URL は非アクティブ化されています。
✕ 「フローURLの非アクティブ化」という概念は、レコードトリガーやバックグラウンド実行の文脈には存在しない。
D. フロートリガーがありません。
✕ すべてのフローがレコードトリガーを必要とするわけではありません。画面フローや自動起動フローは、ボタン、別のフロー、Apex、APIなどから起動できます。設問はフロー種別や呼び出し方法を示していないため、「トリガーがない」ことだけでは原因を特定できません。
管理者としての対処手順
- Flow Builderでフローのバージョンがアクティブになっているか確認する。
- 非アクティブであれば該当バージョンをアクティブ化する。
- アクティブ化してもレコードが作成されない場合は、開始条件(トリガー条件)やエントリ条件を確認する。
- デバッグ実行やフローのエラーメールを確認し、実行時エラーの有無を調べる。
あわせて覚えておきたいポイント
- 「本番環境で動かない」系のトラブルシューティングでは、まずアクティブ化の状態を確認するのが基本動作。
出典(Salesforce公式)
- Activate or Deactivate a Flow — Flow Builderまたはオートメーションアプリケーションからフローバージョンを有効化し、有効化時に以前の有効バージョンが無効化されることを裏付けています。
- Flow Lightning Runtime Considerations — 一般利用者は有効なフローバージョンを実行し、フロー管理者はテスト目的で未有効化の最新バージョンを実行できるという違いを裏付けています。
- Deploy Processes and Flows as Active — 本番組織への配置時、既定ではフローが非アクティブで配置され、設定を有効にしない場合は配置後に手動で有効化する必要があることを裏付けています。