Administrator 練習問題 Q22
Cloud Kicks(CK)は、中古の靴屋と中古自転車店と提携しています。 CKには、アカウントに関連する未解決のケースの数をカウントするために週に1回実行する自動化されたビジネスプロセスがあります。管理者は、このビジネスプロセスの自動化をどのように推奨する必要がありますか?
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正答:C. フロービルダーでスケジュールされたフローを構成します。
解説
前提知識
自動起動フローのトリガー種類
自動化を作るときは、「何をきっかけに動かすか」でフローの種類を選びます。レコードの作成・更新・削除で動かすならレコードトリガーフロー、決まった日時・頻度で動かすならスケジュールトリガーフローを使います。ワークフロールールとプロセスビルダーはWinter ’23以降、通常の組織では新規作成できず、2025年12月31日にサポートも終了しました。新規自動化にはFlow Builderを使用します。
💡 自動起動フローのトリガーの選び方をさらに詳しく整理した記事があります。ここがまだモヤッとする方へ:自動起動フローの起動条件を整理する:レコードトリガーとスケジュールトリガー
設問の状況を分解する
Cloud Kicksには、取引先に関連する未解決のケース数を週に1回カウントする自動化されたビジネスプロセスがあります。これは特定のレコード変更ではなく、決まった頻度(週次)で実行する処理です。
選択肢の検討
A. アウトバウンドメッセージを使用してワークフロールールを作成します。 ✕
通常の組織では新しいワークフロールールを作成できません。また、アウトバウンドメッセージは外部エンドポイントへ情報を送るアクションであり、取引先ごとの未解決ケース数を週次集計する処理にはなりません。
B. ProcessBuilderでスケジュールされたプロセスを設定します。 ✕
通常の組織では新しいProcess Builderプロセスを作成できず、サポートも終了しています。さらに、Process Builderのスケジュール済みアクションは、レコード変更を起点に将来の時点で実行するものであり、毎週独立して全対象を処理する定期バッチとは異なります。
C. フロービルダーでスケジュールされたフローを構成します。 ⭕
スケジュールトリガーフローは、指定した日時・頻度(一度・毎日・毎週)で自動実行できる自動起動フローです。「週に1回」という要件に合致し、現行のサポート対象機能でもあります。
D. アカウントが編集されたときに、プロセスを使用してアカウントを更新します ✕
これはレコードの編集をトリガーにする仕組みであり、「週に1回」という時間ベースの要件に合いません。また使用が推奨されているのはプロセスビルダーではなくフローです。
管理者としての対処手順
- Flow Builderでスケジュールトリガーフローを作成する。
- 開始日時と頻度を[毎週]に設定する。
- 対象オブジェクトを取引先にし、必要な絞り込み条件を設定する。フローは対象の各取引先について1回ずつ実行される。
- 各取引先に関連する未解決ケースを取得して件数を求め、保存先の項目を更新する。
- Default Workflow User、処理対象件数、フロー制限を確認し、テスト後に有効化する。
あわせて覚えておきたいポイント
- ワークフロールール・プロセスビルダーは通常の組織では新規作成できず、2025年12月31日にサポート終了。既存の自動化は動作を継続できるが、Flowへの移行が推奨される。
- 一度・毎日・毎週の頻度で全対象を処理する自動化は、スケジュールトリガーフローを検討する。
- レコードの変化で動かす自動化は「レコードトリガーフロー」。
出典(Salesforce公式)
- Schedule-Triggered Flows — スケジュールトリガーフローを一度・毎日・毎週の頻度で実行でき、指定したオブジェクトの対象レコードごとにフローインタビューが実行されることを裏付けています。
- Schedule-Triggered Flow Considerations — 対象レコードのバッチ処理、実行制限、Default Workflow Userなど、定期フロー設計時の考慮事項を裏付けています。
- Legacy Salesforce Flow Features — Winter ’23以降、通常の組織では新しいProcess Builderプロセスやワークフロールールを作成できず、新規自動化にはFlow Builderを使用することを裏付けています。
- Salesforce Workflow Rules & Process Builder End of Support — 両機能のサポートが2025年12月31日に終了し、既存自動化は継続できるもののFlowへの移行が推奨されることを裏付けています。