Administrator 練習問題 Q212
Ursa Major Solarは、アカウントレコードに2つの異なるページレイアウトを使用します。 1つのページレイアウトには顧客アカウントに関連するフィールドが反映され、別のページレイアウトにはパートナーアカウントのフィールドが含まれます。管理者は、顧客アカウントのページレイアウトを販売およびサポートユーザーに割り当て、パートナーアカウントのレイアウトをパートナー管理チームに割り当てました。この要件を満たすために、管理者は何を構成する必要がありますか?
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正答:D. 顧客アカウント用に1つのレコードタイプを作成し、パートナーアカウント用に1つのレコードタイプを作成します。
解説
前提知識
レコードタイプとは
同じオブジェクト(ここではAccount=取引先)のレコードを、業務上の種類に分ける仕組みです。レコードタイプを使うと、種類ごとに異なるビジネスプロセス、選択リスト値、ページレイアウトを提供できます。レコードタイプ自体はレコードの参照・編集権限を制御する機能ではありません。
💡 レコードタイプとは何か:同じオブジェクトに複数の「種類」を作る仕組み も参照してください。
ページレイアウトの割り当て単位
レコードタイプを使用しない場合、ユーザーに表示されるページレイアウトは主にプロファイルで決まります。レコードタイプを使用する場合は、プロファイルとレコードタイプの組み合わせごとにページレイアウトを割り当てます。これにより、同じオブジェクトでも「顧客アカウント」と「パートナーアカウント」のようなレコードの種類に応じてレイアウトを切り替えられます。
設問の状況を分解する
- Accountに2種類のページレイアウトがある(顧客アカウント用/パートナーアカウント用)
- 顧客アカウント用レイアウト → 営業・サポート担当のプロファイル
- パートナーアカウント用レイアウト → パートナー管理チームのプロファイル
- レコードへの共有アクセスではなく、アカウントの種類に応じてページレイアウトを対応付けることが目的
選択肢の検討
A. 公開グループと基準ベースの共有ルールで共有 → ✕
共有ルールは「誰がそのレコードを閲覧・編集できるか」というアクセス権限を制御する機能。ページレイアウト(画面の見た目)の出し分けはできない。
B. パートナー管理チームをデフォルトアカウントチームに追加 → ✕
アカウントチームは、同じ取引先を複数人で共同担当するための仕組み。ページレイアウトの切り替えとは無関係。
C. パートナーチームプロファイルにCRED権限を許可 → ✕
オブジェクト権限は、取引先レコードを作成・参照・編集・削除できるかを制御します。顧客用とパートナー用のページレイアウトをレコードの種類に応じて切り替える機能ではありません。
D. 顧客用・パートナー用でレコードタイプを2つ作成 → ⭕ 正解
顧客アカウントとパートナーアカウントを別のレコードタイプとして定義し、プロファイルとレコードタイプの組み合わせに対応するページレイアウトを割り当てます。これにより、アカウントの種類に応じた画面構成を提供できます。なお、プロファイルへレコードタイプを割り当てる設定は主に作成時に選択できる種類を制御するもので、他のレコードタイプの既存レコードを閲覧できるかどうかは共有・オブジェクト権限・項目権限で決まります。
管理者としての対処手順
- Object Manager からAccountオブジェクトの「レコードタイプ」を開く
- 「顧客アカウント」「パートナーアカウント」という2つのレコードタイプを作成する
- それぞれのレコードタイプに、対応するページレイアウトを割り当てる
- 営業・サポート担当のプロファイルには「顧客アカウント」レコードタイプを、パートナー管理チームのプロファイルには「パートナーアカウント」レコードタイプを割り当てる
あわせて覚えておきたいポイント
レコードタイプの主な用途は次の3つ。
| 用途 | 内容 |
|---|---|
| ページレイアウトの出し分け | レコードタイプごとに異なるレイアウトを割り当てる |
| 選択リストの値の絞り込み | レコードタイプごとに使える選択肢を制限する |
| ビジネスプロセスの切り替え | 商談のステージなど、業務プロセス自体を分ける |
出典(Salesforce公式)
- Tailor Business Processes to Different Record Types Users — レコードタイプによって、異なるビジネスプロセス、選択リスト値、ページレイアウトをユーザーへ提供できることを裏付けています。
- Assign Page Layouts to Profiles or Record Types — レコードタイプを使用する場合、ユーザーのプロファイルとレコードタイプの組み合わせで表示ページレイアウトが決まることを裏付けています。
- Assign Record Types and Page Layouts in Profiles — プロファイルで利用可能なレコードタイプ、既定レコードタイプ、各レコードタイプのページレイアウトを設定する方法と、未割り当てのレコードタイプでも既存レコードの参照自体は妨げないことを裏付けています。