Administrator 練習問題 Q269
Ursa Major Solar の管理者は、顧客保証ケース用の新しいレコード タイプを作成しました。管理者は、新しいレコード タイプをユーザーに表示するために、どの 2 つの割り当てを使用する必要がありますか?2つの回答を選択してください
左の□で回答を選択。本文を押すと横線で除外でき、もう一度押すと戻せます。
2つ選択してください(0/2)
正答:A. プロファイルの割り当て / D. ページレイアウトの割り当て。
解説
前提知識
レコードタイプとは
同じオブジェクトの中で、業務プロセスごとに異なる選択リストの値やページレイアウトを出し分ける仕組みです。作成しただけではユーザーは使えず、公開のための設定が別途必要です。
📘 レコードタイプの仕組み全体をもう少し詳しく整理したい方は、レコードタイプとは何か:同じオブジェクトに複数の「種類」を作る仕組み も参考にしてください。
プロファイルとページレイアウトの関係
プロファイルは、ユーザーの基本権限やオブジェクトごとの設定をまとめたものです。ページレイアウトは、レコード画面に表示する項目・ボタン・関連リストなどを決めます。Salesforceでは、「プロファイル × レコードタイプ」の組み合わせごとに表示するページレイアウトを割り当てます。
設問の状況を分解する
Ursa Major Solarの管理者は、顧客保証ケース用の新しいレコードタイプを作成しました。しかし、レコードタイプは作成しただけではユーザーの画面に表示されません。ユーザーがこのレコードタイプを選択・利用できるようにするための設定を選ぶ設問です。
選択肢の検討
A. プロファイルの割り当て → ⭕ 正解
レコードタイプを作成・編集時に利用できるユーザーは、プロファイルまたは権限セット/権限セットグループのレコードタイプ割り当てで決まります。この設問の選択肢では、対象ユーザーに利用させるための割り当てとしてプロファイルが該当します。
B. ロールの割り当て → ✕
ロール(役割)は主に役割階層によるレコードへのアクセス範囲(共有)を決めるものであり、レコードタイプの表示・利用可否には直接関係しません。
C. アプリマネージャーの割り当て。 → ✕
アプリマネージャーはLightningアプリなどを管理する設定領域であり、ユーザーが利用できるレコードタイプや、そのレコードタイプに表示するページレイアウトを割り当てる機能ではありません。
D. ページレイアウトの割り当て。 → ⭕ 正解
「プロファイル × レコードタイプ」の組み合わせごとに、どのページレイアウトを表示するかを割り当てます。この割り当てはレコードタイプの利用可否そのものを決める設定ではありませんが、新しいレコードタイプを使ったときに表示する画面を決めるため、設問が求める2つ目の割り当てに該当します。
管理者としての対処手順
- ケースオブジェクトで新しいレコードタイプ「顧客保証」を作成する
- レコードタイプの設定画面で、利用させたいプロファイルを選択して有効化する
- 各プロファイルに対して、このレコードタイプで使用するページレイアウトを割り当てる
- 対象プロファイルのユーザーでログインし、レコードタイプが選択でき、意図したレイアウトが表示されることを確認する
あわせて覚えておきたいポイント
レコードタイプを「誰が作成・編集時に使えるか」はレコードタイプアクセスの割り当てで決まり、「どの画面を表示するか」はプロファイルとレコードタイプの組み合わせに対するページレイアウト割り当てで決まります。なお、現行Salesforceではレコードタイプアクセスを権限セットまたは権限セットグループから付与することもできますが、既定のレコードタイプとページレイアウトはプロファイル側の設定に依存します。
出典(Salesforce公式)
- How Is Record Type Access Specified? — レコードタイプアクセスはプロファイル、権限セット、権限セットグループで付与でき、割り当ては作成・編集時に利用できるレコードタイプを決めることの根拠
- Assign Record Types and Page Layouts in Profiles — プロファイルで利用可能なレコードタイプ、既定のレコードタイプ、各レコードタイプのページレイアウトを設定することの根拠
- Assign Page Layouts to Profiles or Record Types — プロファイルとレコードタイプの組み合わせで表示されるページレイアウトが決まることの根拠